AIサーチ・ChatGPT融合

(AIサーチで抽出した情報をベースにChatGPTが文章を生成)

概要


 ChatGPTの文章生成力は、とても優れており、文章を生成するために対象とする情報やデータが適正であれば、ChatGPTの回答文・説明文も、おのずと適格なものとなります。しかし、文章生成は強いものの、文章生成のための情報検索・情報収集に弱い部分があり、誤った回答文・説明文を生成することがあります。
 情報検索・情報収集を得意するAIサーチを活用し、ChatGPTの弱い部分を補えば、ChatGPTの文章生成力が発揮されます。AIサーチ(情報抽出)とChatGPT(文章生成)が融合したシステムは、最適な質疑応答機能を提供することが可能となります。

機能・特徴


(1)AIサーチ・ChatGPT融合システム稼働の準備
融合システムが対象とするデータをAIサーチに登録、学習を行います。例えば、特定の企業A社で利用する場合、A社に関する情報・データをAIサーチに投入します。AIサーチの詳細は、下記(※)をタップして、AIサーチの説明ページを参照して下さい。

(2)使い方
利用者は、AIサーチ・ChatGPTを意識することなく、融合システムの質問窓に自然文で質問を入力すれば、融合システムが概要に記載のとおり、最適な情報・データ収集と優れた文章生成力をもって回答を返します。誰でも簡単に高性能なQAシステムの利用が可能です。

(3)回答バリエーションの充実
AIサーチとChatGPTの両方を活用することができるので、AIサーチ(情報抽出)→ChatGPT(回答文生成)に加え、利用者の利便性が向上する、つぎのa)~c)の回答提供も可能となっています。利用者は(2)で記載のとおり、自然文で質問すれば、a)~c)の回答が表示され、最適な回答から付随情報まで、様々な切り口の情報取得をすることができます。

a)AIサーチ自体も優れた情報検索システムです。利用者からの質問に対し、上記(1)に記載のAIサーチに登録、学習された情報・データから、回答候補(候補数の設定可)をピックアップし提示します。

b)上記(2)のAIサーチとChatGPTが融合して生成した回答の提示。

c)ChatGPT自体が保有するデータにもとづく、ChatGPTとしての一般的な回答の提示。

(4)利用ログの取得とAIサーチの成長
管理者用機能も充実しており、利用者が融合システムを使用したログデータの取得、閲覧が可能となっています。当該ログデータを利用者の傾向やニーズ把握等に活用することも見込むことができます。また、AIサーチは、利用された情報をもとに、回答精度の向上を図る機能を有しています。


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